All in One SEO(旧All In One SEO Pack)でエラー通知が表示されていました。
エラーメッセージ「競合するプラグインが検出されました」が出てきました。
どうすればいいの?
この通知は、WordpressのプラグインのAll in One SEOとGoogle XML Sitemapsを有効化していると表示されるエラーです。
今回の記事では、2つの対処法をお伝えしていきます。
All in One SEOとGoogle XML Sitemapsの競合エラーの起こる原因
Google XML Sitemapsはサイトマップを作成するプラグインです。
All in One SEOは、その名の通り、SEOに関することがいろいろとできるプラグインですが、その機能の中にGoogle XML Sitemapsと同じようにサイトマップを作成する機能が付いています。
このサイトマップを作成する機能が競合していることがこのエラー表示の原因です。
競合エラーの対処法① Google XML Sitemapsを非有効化
これは非常に簡単です。
エラー通知に表示されている「今すぐ修正」ボタンを押すと直ります。
このボタンを押すことで、Google XML Sitemapsを非有効化することができます。
競合エラーの対処法② All in One SEOのサイトマップを非有効化
もう1つの対処法は、Google XML Sitemapsはそのまま有効にして、All in One SEOの機能の中のサイトマップのみを非有効化する方法です。
WordPressの管理画面(ダッシュボード)左のメニューからAll in One SEOを選択し、右側のサイトマップの[管理]をクリックします。
表示された画面上のメニューから[一般的なサイトマップ]が選択されていることを確認し、①[サイトマップ有効化]をオフにして、②[変更を保存]をクリックします。
それで終わりではなく、次は[RSSサイトマップ]を選択しこちらも同様に、①[サイトマップ有効化]をオフにして、②[変更を保存]をクリックします。
これで、All in One SEOの中の機能[サイトマップ]のみを非有効化にすることができました。
All in One SEO×Google XML Sitemapsとの競合エラーの対処方法【Wordpressプラグイン】まとめ
All in One SEO×Google XML Sitemapsの2つのプラグインの競合エラーの対処法をお伝えさせていただきました。
いずれも、簡単に対処できると思います。
ただ、ここ最近は、All in One SEOの脆弱性が報告されるケースが多く、信頼性が少し低下している感じがします。
サイバーセキュリティ企業のSucuriは12月21日(現地時間)、公式ブログの記事「Critical Vulnerabilities in All in One SEO Plugin Affects Millions of WordPress Websites」において、WordPressの人気プラグイン「All in One SEO」に2件の脆弱性が報告されており、300万以上のWebサイトが影響を受ける恐れがあるとして注意を促した。これらの脆弱性を放置すると、攻撃者によってWebサイトの乗っ取りやデータベースに記録された情報の盗み出しなどに悪用される危険があるという。
引用元:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/techplus/article/20211223-2236206/
もし、どうしてもAll in One SEOが必要だという方以外は、②のAll in One SEOのサイトマップを非有効化にするだけではなく、アンインストールをするほうがいいかもしれません。